
MUSIC / 聴くセラピー
聴いていたのは、誰の声
人の話を聴いているつもりで、自分の価値観や正しさを相手に押しつけてしまうことへの気づき。同意することと、理解しようとすることの違いを描いた作品です。
stand.fmで聴くABOUT THIS SONG
この曲について
誰かの話を聴くときに生まれる、自分の中の「正しさ」。
その無自覚な心の動きと、もう一度相手の声に耳を傾けようとする気持ちを歌にしました。
相手の考えに同意することと、相手を理解しようとすることの違いを描いた作品です。
LYRICS
歌詞
君が話し始めたとき 僕はうなずいていた まだ終わってもいないのに 答えを用意していた 僕だったらこうするのに それは違うと思うのに 君の言葉を聴きながら 僕の正しさを探してた わかってあげたいと言いながら わかる形に変えようとしてた 君が見ていた景色さえ 僕の色で塗り直してた 聴いていたのは 誰の声 君の声だったはずなのに いつの間にか 僕の答えを 君に渡そうとしていた 君のためだと言いながら 君の言葉を小さくして 間違っていたのは君じゃなく 僕の聴き方かもしれない 君が違うと言ったとき なぜか胸がざわついた 否定されたわけじゃないのに 負けたような気がしてた 少し強い言葉を選び 君の矛盾を探し出して 正しいことを言ったつもりで 君の居場所を狭くした 助けたかったはずなのに 何を守ろうとしてたんだろう 君の気持ちより先に 僕の正しさを守ってた 聴いていたのは 誰の声 君の話だったはずなのに いつの間にか 君の世界を 僕の物差しで測ってた わかり合えないそのたびに 君を間違いにしていた 気づかないまま傷つけた そんな僕がそこにいた 同じ答えじゃなくていい 同じ気持ちじゃなくていい わからないことを わからないまま ここに置いてもいいんだね 君の話を 君のまま 受け取ることはできるだろうか 僕の正しさを手放さずに 君の正しさも奪わずに 聴いていたいよ 君の声 僕の答えを重ねずに 違う世界を生きてきた 君の言葉をそのままに わからないなら 尋ねてみよう 決めつける前に もう一度 君を変えるためじゃなく 君を知るために聴いていたい 君が話し始めたとき 今度は少し 待ってみよう 僕の答えが浮かんでも 君の続きを 聴いてみよう