
MUSIC / 聴くセラピー
遠くなった優しさ
自分の気持ちを大切にすることと、相手の尊厳を認めることは両立できる。日常の小さなすれ違いから、相手の行動の向こうにあった気持ちを見つめ直す作品。
stand.fmで聴くABOUT THIS SONG
この曲について
『遠くなった優しさ』 あの人は、何もしてくれなかった?
「椅子の向きが違う」 「テーブル、まだ汚れてる」 「掃除するなら、ちゃんとやってよ」
そんな小さな不満が、いつの間にか積み重なっていた。
自分の気持ちを大切にできるようになった。 我慢してきたことも、言葉にできるようになった。
それは、うれしい変化だったはずなのに。
気づけば、いちばん近くにいた人の優しさが、見えなくなっていた。
やり方が気に入らなかった。 でも、そこに気持ちがなかったわけじゃないのかもしれない。
自分を大切にすることと、相手を小さくすることは、同じじゃない。
夫婦だからこそ、見えなくなるものがあります。
もちろん、感謝を思い出したからといって、これまでの傷つきが消えるわけではありません。無理に許したり、関係を続けたりする必要もありません。
ただ、少しだけ。
あの人の好きだったところ。 何気なくしてくれていたこと。
ひとつ、思い出せたら。
そんな気持ちから生まれた曲です。
LYRICS
歌詞
[Verse 1] わかってもらえた夜 帰り道で 泣いた ずっと言えなかったこと やっと声にできた 私だって つらかった 私だって 寂しかった そんな自分を はじめて抱きしめた [Verse 2] 嫌なことは 嫌だと言えた 無理に笑わなくなった 少しずつ 私のことを 好きになれていた なのに いつからだろう あなたの声が 遠くなった 何気ないひと言にさえ 腹を立てるようになった [Pre-Chorus] 私の涙は 見えるのに あなたの沈黙は 見えなかった わかってほしい その言葉を 何度も ぶつけていた [Chorus] 自分のいいところを 今日はひとつ 思い出した 忘れていた私に やっと会えた気がした うれしかった 本当に うれしかった それなのに どうしてだろう あんなに近くにあった あなたの優しさが 遠くに感じられた [Verse 3] 椅子の向きが 違うって また 言ってしまった テーブルの隅に残った 小さな汚れが気になった トイレの掃除も そこじゃないって あなたが何かするたびに 足りないところを探してた [Pre-Chorus 2] どうして ちゃんとできないの 何度もそう思っていた でも どうしてだろう あなたが何もしなくなったら それも 寂しかった [Chorus 2] あなたの好きだったところ いくつ覚えているだろう 言われる前に動いてくれた 不器用な その手のこと 椅子の角度じゃなかった 小さな汚れでもなかった あなたが私を思って 動いてくれたこと そこを 見ていなかった [Bridge] 自分を大切にすることと あなたを小さくすることは 同じじゃなかった やり方が違うことと 気持ちがないことは 同じじゃなかった 私の気持ちを わかってほしかったように あなたにも わかってほしい気持ちが あったのかもしれない [Final Chorus] あなたのいいところを 今日はひとつ 思い出した それだけで何かが 変わるわけじゃないけれど 私の気持ちも 大切で あなたの気持ちも 大切で 言えなかった ありがとうが 胸の奥で 動き出した [Outro] 少し斜めになった椅子 いつもなら すぐに直していた 今日は そのまま座ってみた あなたが直してくれた その椅子に
制作クレジット
作詞・制作:聴くセラピーkoji Saito 音楽制作:Suno AI