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JOURNAL / FROM A SONG

やめたいのに、やめられない自分を責める前に。

やめたいのにやめられない、その間にある気持ちに、少し耳を傾けてみる。まずは、これまでの自分が何を抱えてきたのか。そこから聴いてみてもらえたらと思います。

やめたいと思っている。

もう、やめた方がいいこともわかっている。

それなのに、気づくとまた同じことをしている。

そんな自分に、がっかりすることがあるかもしれません。

でも、少し違うところから考えてみたら、どうでしょう。

それがなくなったら、何が困るのだろう。

好きだから、続けているとは限らない

何かを繰り返す理由は、必ずしも「好きだから」とは限りません。

寂しさを感じないため。

眠れない夜をやり過ごすため。

考えたくないことから、少し離れるため。

その行動が、苦しい時間を生き延びるための方法になっていた可能性もあります。

もちろん、すべての依存や習慣がトラウマによって生じるわけではありません。

ただ、トラウマを理解する学びの中には、目の前の行動だけでなく、その行動が本人にとってどんな役割を果たしてきたのかを考える視点があります。

なくしたら、困るもの

この曲には、こんな言葉があります。

僕はこれが

好きだったんじゃなくて

これがない夜を

知らなかったんだ

やめられないことを肯定したいわけではありません。

苦しさや危険を、そのままにしておいてよいということでもありません。

ただ、何かを手放そうとするとき、それまで自分を支えていたものまで一緒になくなってしまうことがあります。

だから、やめる方法を考えることと同じくらい、その代わりに何が必要なのかを考えることも大切なのだと思います。

今日、何があった?

「どうして、またやってしまったんだろう」

そう問い続けると、自分を責める答えしか見つからなくなることがあります。

そんなときは、問いを少し変えてみる。

今日、何があった?

何がつらかったのか。

何を感じないようにしていたのか。

本当は、何が必要だったのか。

すぐに答えが出なくても構いません。

自分の行動を理解することは、その行動を正当化することとは違います。

責めることから始めなくても、変化への道を探すことはできるのだと思います。

この曲を聴くときに

『なくしたら、困るもの』は、何かをやめるように説得する歌ではありません。

やめたいのにやめられない、その間にある気持ちに、少し耳を傾けてみる歌です。

今すぐ答えを出さなくてもいい。

まずは、これまでの自分が何を抱えてきたのか。

そこから聴いてみてもらえたらと思います。