聴くセラピーに、新しく「心理教育」というコーナーをつくりました。
カウンセリングの時間には、自分の気持ちを話したり、これまで気づかなかったことに気づいたりすることがあります。
でも、カウンセリングが終わって自宅に帰ってから、ふと疑問が浮かぶこともあります。
「あのとき、どうして涙が出たんだろう」
「身体が緊張するのは、なぜだろう」
「落ち着こうとしても、うまくいかないのはどうしてだろう」
その場では理解できたつもりでも、あとになって分からなくなることもあると思います。
そんなときに、もう一度、自分の心と身体について知ることができる場所があったら。
そう考えて、心理教育のコーナーを設けました。
現在は、心と身体の防御反応、耐性の窓、安定化、リソース構築、音楽と感情、自分に合った調整方法、HSPと環境感受性などについての記事を公開しています。
これからも、日々の臨床で生まれる疑問や、心理学の研究から得られた知見をもとに、少しずつ記事を増やしていきます。
どれも、特別な知識を身につけるためだけのものではありません。
自分に起きていることを理解するため。
分からないことを、自分のせいにしないため。
そして、自分に合った支えや方法を少しずつ見つけていくためのものです。
聴くセラピーには、音楽もあります。
言葉を読みたい日もあれば、ただ音楽を聴いていたい日もあるかもしれません。
何かを感じても、感じなくても構いません。
ここにある情報や音楽が、いつでも誰にでも安心をもたらすとは限りません。それでも、自分に合うものを選べる場所でありたいと思っています。
心理教育の記事は、カウンセリングを受けている方だけでなく、心と身体について知りたい方にも読んでいただけます。
カウンセリングの時間が終わっても、日常は続いていきます。
その日常の中で、疑問や不安が生まれたときに、聴くセラピーを思い出していただけたら。
そして、記事だけでは解決できないことは、次のカウンセリングで一緒に考えていけたらと思います。
心理教育|こころと身体を、知る。これからも、日々の臨床で大切にしていることを、少しずつ言葉にしていきます。