聴くセラピーに、新しい入口ができました。
「言葉から探す」です。
「考えすぎて眠れない」
「もう頑張りたくない」
「自分が何をしたいのかわからない」
「今日は静かにしていたい」
これまでも、そんな今の気持ちから曲を探すことができました。
今回の「言葉から探す」は、それとは少し違います。
「まだ起きていない未来がこわい」
「書いては消して、まだ送らずにいる」
「予定のない日が、少しこわい」
「食べたあと、自分を責めてしまう」
「『身体はずっと知っていた』という言葉が気になる」
「相手には相手の季節があるのかもしれない」
そんな言葉が並んでいます。
何かを診断するための質問ではありません。
「あなたはいま、こういう状態です」と決めるためのものでもありません。
なんとなく眺めてみてください。
なぜかわからないけれど、この言葉が気になる。
そんな一言があったら、そこから一曲へ。
それが、「言葉から探す」です。
知らない一曲に出会うこと。
以前聴いた一曲に、もう一度戻ってくること。
どちらも大切にしたいと思っています。
だから画面では、気になる言葉を大きく。その言葉がある作品名を、少し小さく表示しています。
作品を知らなければ、そこから初めての一曲へ。
作品を知っていれば、「あ、この曲だった」と、もう一度その曲へ。
まだ知らない一曲との出会い。
知っている一曲との再会。
その両方が、「言葉から探す」にはあります。
この機能を作るとき、大切にしたことがあります。
歌詞を、説明しすぎないことです。
一つの言葉にも、いろいろな受け取り方があります。
身体について書かれた言葉も、人との関係について書かれた言葉も、心理学で一つの答えに決めてしまわない。
AIも使いながら、一つひとつ人の目でも確認しています。
表現を少し弱めたもの。
別の見方を残したもの。
そして、公開しなかったものもあります。
AIだから正しい。
心理学だから正しい。
そうではなく、最後にもう一度、人が聴いてみる。
その工程を大切にしています。
曲は、答えではありません。
一つの歌詞が気になった。
昔のことを少し思い出した。
なぜか胸に残った。
自分とは違うと思った。
それだけでもいい。
そこから、「自分にとって、この言葉は何なんだろう」と、少しだけ自分へ戻ってみる。
手がかりを差し出す。
答えは、その人の中に聴きにいく。
「言葉から探す」も、そんな入口の一つになればと思っています。
正解を探さず、なんとなく眺めてみてください。
一つでも目に留まる言葉があったら、この言葉から、一曲へ。
言葉から、一曲を探す