気持ちを、うまく言葉にできないことがあります。
悲しい、と言えば少し違う気がする。
不安、と言い切るほどでもない。
疲れているのか、寂しいのか、何かに引っかかっているのか。
自分でも、よくわからない。
そんなときのために、聴くセラピーには「感情マップ」があります。
画面の上にあるマーカーを、少し動かしてみてください。
「ここかな」
「いや、もう少しこっちかもしれない」
そんなふうに、今の自分に近そうな場所を探していきます。
ぴったり当てなくても大丈夫です。
感情に、正確な住所があるわけではありません。
マップの上を動いてみること自体が、自分の感覚に少し目を向ける時間になればと思っています。
場所を選ぶと、そこからいくつかの曲につながります。
選ばれた曲が、「あなたの気持ちはこれです」と説明しているわけではありません。
聴いてみて、なんとなく残る。
少し違うと思う。
今は聴きたくない。
別の曲が気になる。
どれも、そのままで大丈夫です。
聴くセラピーでは、曲を答えにしたくありません。
感情マップも、自分を分類するためのものではありません。
気持ちを言葉にする前の、
「なんとなく、このあたり」から始められる。
そのための入口です。
聴くセラピーには、ほかにも曲を探す入口があります。
今の状態に近い言葉から探してみる。
気になる一言から探してみる。
作品一覧から、タイトルだけを眺めてみる。
そして今回のように、感情の位置から探してみる。
入口が違えば、出会う曲も変わるかもしれません。
一度使ったときと、別の日に使ったときで、同じ場所を選ぶ必要もありません。
昨日は近かった場所が、今日は少し違って見えることもあります。
その変化にも、正解をつけなくていい。
今は、このあたり。
そのくらいの使い方で、ちょうどいいと思っています。
うまく言葉にならないときは、
言葉になる少し手前から。
感情マップの上を、ゆっくり動かしてみてください。
そこから、一曲へ。
感情マップから、一曲を探す